CentOSでJenkinsをインストールする

NCEインフラ担当の人のTwitterがあるのですが、こんなことやったる、と息巻いていました。こんばんわ、Web担当 神凪です。
ちょっと紹介。

  1. MkDocs+Jenkins+Gitによる、自動静的サイト構築。
  2. OTRS+Zabbixの、障害情報を自動チケット化

1番。WordPress等のCMSを使っているとかではなく、まだ手打ちあるいはソフトによるHTMLをFTPでアップロード、という企業さんが結構多いのです。
そうなると、各ページのバージョン管理も難しくなり、フォルダ内には日付とかoldフォルダがあふれかえり・・・と無駄が大きく発生します。というかしてます。
これに対抗するべく、バージョン管理とコンテンツ(内容)管理を別物にしてしまい、そんなところでバージョン管理するなー! というシステムを構築するのが目的。
べつにHTMLサイトじゃなくてもいいのです。いろいろと文書がまとまるならそれでいいのです、が、これは技術的にgitが使える方でないと難しい方法ですね。
もうちょっと簡単な方法に落とし込むことを考えないと!

2番のOTRSは、「情報はチケットシステムにすべて登録してしまえ」という以前OTRSの記事で書きましたがその内容そのままです。取捨選択はチケットシステムの中でやればいいのです。

これらの構成、NCEで紹介している内容を組み合わせてある程度形はできる予定になってます。(むしろ私からそういうリクエストを挙げています。)
途中、OTRS運営に関する記事に逃げたりするでしょうけれど、いずれSandboxではその完成形ができあがるはずです。見てくれはともかく、システムとしてであれば期待していてくださいませ。

さてさて、今回はこの要素のうち、Jenkinsをインストールしてみましょう。

Jenkinsとは?

Wikipediaでは、「オープンソース継続的インテグレーション支援ツール」とあります。
なんのこっちゃ? と思いますが、要するにソースコードを即ビルドすることで問題を早期に発見しよう! という意図のもとに使うツールです。
ソースコード? ビルド? なにそれ、という方はまずJenkinsは使いません、大丈夫です。

ちなみに、ビルドがないインタプリタという処理方法もあります。perlとかphpがそうですね。
対してビルドが必要なものはC言語等。ソースコードを書いて、機械語に変換して、実行する。この変換作業がビルドとなります。

話を戻して、Jenkins主機能として「継続的なソフトウェアのビルド/テストを行う機能」と「外部で起動するジョブ実行の監視機能」が挙げられますね。
ビルドからそのままテスト(あるいはジョブ)を実行したり、ジョブの結果を確認できたりします。

NCEで使うかというと・・・微妙ですが・・・

目標

  • Jenkinsをインストールし、自動build環境を構築する。

環境

  • CentOS

準備

手順

インストール方法はいくつかあるのですが、安定のyumで進めます。
これが一番失敗しにくいのです。

OpenJDKをインストールする

Jenkinsが動く必須条件として、「Java7以上がインストールされていること」となっています。
対応するJavaとして今回はOpenJDKを選択しました。もちろんOracleJDKでも問題ないですよ

yum -y install java-1.8.0-openjdk

依存するパッケージもいくつかありますが、割と早くインストールできるはずです。

yumリポジトリを追加する

CentOS標準のyumリポジトリにはJenkinsが含まれていません。そのためリポジトリを1つ追加します。

wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat-stable/jenkins.repo

RPMパッケージの公開鍵をインポートする

Jenkinsのインストール時に使われる公開鍵をインポートします。もちろん、Jenkins RPMパッケージが改ざんされていないかをチェックするためのものですよ。

rpm --import https://jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key

Jenkinsをインストールする

yumによるJenkinsインストールが準備できました。Jenkinsをインストールしましょう。

yum -y install jenkins

Jenkinsサービスを開始する

インストールが終わりました。サービス稼働させて動作確認に入りましょう。

systemctl start jenkins
systemctl enable jenkins

Jenkinsにログオンする

それではブラウザでJenkinsページにアクセスします。ポートは標準の8080です。
ブラウザでアクセスすると、”Unlock Jenkins”というページが表示されます。

Unlock Jenkins

/var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPasswordを確認して、文字列をすべて”Administrator password”に入力しましょう。
入力したら”Continue”です。

Customize Jenkins

次に”Customize Jenkins”ページが表示されます。
プラグインは推奨されているものをインストール、”Install suggested plugins”を選択します。

Getting Started

プラグインのインストールが始まります。しばらく待ち。

Create First Admin User

管理者情報を入力します。5つとも入力したら”Save and Finish”します。

Jenkins is ready!

そのまま”Start using Jenkins”です。

Complete!

これでJenkinsログオン後の画面が表示されるはずです。
おつかれさまでした。

おわりに

Jenkinsは冒頭で出た通り、自動build環境です。ジョブを追加することでbuildが実行される、という仕組みですね。
そのため現状ではインストールが完了しただけで実用段階にはありません。
今後の構築メモで実用のための設定を追加していきますので、そちらも併せてご確認くださいませ!

Special Thanks!

CloudGarage Dev Assist Program協力のもと、NCEでSandbox、実験場を作成しました。\
試せるシステムに限りはありますが、ぜひお試しくださいませ

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